工法紹介

ジオフォース

流水中でも希釈されない水中不分離型懸濁系注入材を使用した空洞充填工法です。

工法の特長

  • 水中不分離性、可塑性に優れているので、礫のように間隙が大きく水の流れのある地盤でも流されることなく注入が可能です。

ケミカルグラウトが開発したジオフォースの水中不分性

  • 流動性があるので狭いスペースや隙間からの注入が可能です。

ケミカルグラウトが開発したジオフォースの流動性

  • 単管やホースで充填を行うタイプと、一般的な薬液注入と同じ二重管ロッドを使用して充填を行うタイプもあります。

ケミカルグラウトが開発したジオフォースの施工状況

  • 水ガラスを使わないセメント系の材料であるため、容易に扱え、そして耐久性があります。
  • 配合を変えることにより強度をコントロール(500~10,000kN/m2)することができます。

流水中での実験結果

実験方法

  • 注入と同時に左側面より水流を起こし、注入材が希釈あるいは流されるかの確認実験を行いま
    した。
  • 側面からの水流を目視できるようにするために、左側面の水に赤色で着色しました。

ケミカルグラウトが開発したジオフォースの流水中での実験

実験結果

  • 赤色の水が左から右に移動して水流が起こったことが確認できます。
    にもかかわらず、注入材は希釈または流されていないことが確認できました。

ケミカルグラウトが開発したジオフォースの流水中での実験結果

用途

性能

項目 試験結果例
対象透水係数
圧縮強度(28日)
1×100~102cm/sec程度
500~10,000kN/m2

取り扱い

  • セメント等と、ジオフォース薬液を混合して使用します。
  • オーダーメイドシステム

    機械・ツールスの小型化、改良体の径と強度を自在にコントロールするケミカルグラウトのオーダーメイドジェットシステム

  • 環境配慮型技術

    自然地盤との調和、CO2の排出抑制など環境に配慮する工法・技術紹介

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    地震や液状化、地盤凍結について、当社社員による雑感を掲載しています。

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