工法紹介

Balloon Bodyアンカー(BBアンカー)

鋼製チューブ(Balloon Body)にグラウトを注入して円柱状に膨張させ、摩擦型アンカーで対応が困難な軟弱地盤でも比較的高耐力を得ることができます。

  • ケミカルグラウトのBBアンカー

工法の特長

  • アンカー体を円柱状に膨張させる支圧型アンカーなので、軟弱地盤でも大きな耐力を得ることができます。
  • 従来の摩擦型アンカーに比べ、定着長が約1/3、自由長は1/3~1/5。狭い敷地内にアンカー体を収めることができます。
  • アンカー体の鋼製チューブは、直接打撃ができます。建込みと注入を別工程で作業できるため工期も短縮できます。
  • 鋼製チューブ内に注入材を充填するため、孔壁の崩壊もなく確実にアンカー体を造成できます。

ケミカルグラウトによるBalloon Bodyアンカー工法の特長

除去式アンカー仕様

円柱状となる鋼製チューブの外側に引張り材(アンボンドPC鋼より線)を曲げてセットします。
その後の作業は、残置式と同じです。

ケミカルグラウトによるBalloon Bodyアンカー除去式アンカー仕様

永久アンカー仕様

引張り材として、エポキシ樹脂を被覆したPC鋼より線を使用します。

  • オーダーメイドシステム

    機械・ツールスの小型化、改良体の径と強度を自在にコントロールするケミカルグラウトのオーダーメイドジェットシステム

  • 環境配慮型技術

    自然地盤との調和、CO2の排出抑制など環境に配慮する工法・技術紹介

  • 雑感

    地震や液状化、地盤凍結について、当社社員による雑感を掲載しています。

  • 技術論文

    当社の技術に関する各種論文紹介