設計上の基本的な考え方は、要求品質に対して、過大でも過小でもない、お客様のメリットが最大になるような「確かな品質」を確保すること、言い換えれば、地盤改良のオーダーメイドに対応することです。
設計部門には、地盤や基礎に関する工種や工法を熟知した技術者が在籍しています。これらの技術者が、その工事に適用予定の工法のみならず、工事の目的を達成することのできる複数の工種や工法と、その前後作業も含めて検討最適化して、技術提案を行っています。
「確かな品質」を確保するための「見える化」努力としては、耐震設計での動的解析に関する基礎研究を大学と行っているほか、設計で用いる改良土の諸物性値の精度向上のため、施工後の土性値もデータベース化しています。