企業情報

社長挨拶

相河清実

ケミカルグラウトは地盤改良技術において世界一の会社を目指すという大きなビジョンを掲げ1963年(昭和38年)1月29日に誕生し、2023年(令和5年)に60周年を迎えました。この間、技術立社を社是として掲げ、独自技術の開発と深耕に邁進し、施工実績を蓄積してまいりました。お陰様で安全、安心、快適な生活を支える社会基盤整備、国土強靭化に資する連壁、アンカー、SMW、撹拌、ジェットグラウト、薬注、ダムグラウト、法面、環境対策など二十数工種を自社で設計施工できる地下の総合エンジニアリング会社に成長し、地形改変や大深度掘削を伴う社会基盤整備事業において基礎地盤や斜面の安定化対策として当社独自の多種多様な開発技術を採用いただいております。これも偏に皆様のご指導・ご鞭撻の賜物と厚く御礼を申し上げます。

近年の再開発事業の大規模化、地下空間利用の高度化は従来技術の適用限界を超え、また世界でも有数の地震多発帯、火山活動多発帯に位置し、地球温暖化に伴う豪雨災害の激甚化にさらされる我が国の防災・減災・国土強靭化対策は喫緊の課題であり、新たな技術開発ニーズが次々と生まれています。また建設業界においても持続可能な社会の実現のためSDGsへの対応が求められ地盤改良工事、基礎工事には環境配慮技術が求められています。少子高齢化社会の担い手不足対策は目前の課題です。その対策の一環として当社が長年にわたり蓄積した地下に関する設計施工実績を有効活用するDXを強力に推進し、生産性の向上を図ってまいります。

このたび60周年の節目を迎えコーポレートアイデンティティー“GEO Challenger”、ビジョン”with the earth“を掲げました。これからも地盤改良を中心とした地下の総合エンジニアリング会社として大地と対話を重ねながら、技術立社の社是のもと地下技術の挑戦者としてたゆまぬ技術開発に挑戦し続け、独自技術の高度化により社会への貢献を果たして参ります。今後とも変わらぬご支援を賜わりますようお願い申し上げます。

代表取締役社長 相河清実
  • オーダーメイドシステム

    機械・ツールスの小型化、改良体の径と強度を自在にコントロールするケミカルグラウトのオーダーメイドジェットシステム

  • 環境配慮型技術

    自然地盤との調和、CO2の排出抑制など環境に配慮する工法・技術紹介

  • 雑感

    地震や液状化、地盤凍結について、当社社員による雑感を掲載しています。

  • 技術論文

    当社の技術に関する各種論文紹介