地域 | 近畿・中国・四国・九州 |
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目的 | 耐震補強・液状化対策 |
工法 | 高圧噴射撹拌工法(ジェットグラウト工法) |
工期 | 2014/12~2015/09 |
コメント | 大阪市内の河口部(西地区)は海抜0メートル地帯が広がっており、ひとたび地震が発生すると地盤の液状化に伴い防潮堤が沈下し、背後地の宅地や工場は、潮位や地震後に来襲する津波等により浸水する可能性があります。そのため、神崎川筋の防潮堤においても、南海トラフ巨大地震を対象とした耐震対策が急がれています。 対策工法として、高圧噴射撹拌による地盤改良が採用されていますが、本工区においてGEOPASTA工法※が採用されました。この工区は在来線の駅舎が近くにあり、住宅地が密集しています。通常の施工方法である公道の利用は、近隣住民の通行等への影響が大きいと判断されたため、陸上のプラント設置をやめ「台船プラント」を採用しました。また、発生する排泥については土運船による処理を行いました。場所:大阪府大阪市 ※施工当時の工法名を示しており、現在はJETCRETE(ジェットクリート)工法にて対応。 |