沿革

HISTORY

ケミカルグラウトの沿革

1963年

創業

  • 将来の国土開発において増大する軟弱地盤の処理の分野に着目、ケミカルグラウト社を設立する。
  • 社長に石川六郎が就任。
  • 先端技術である「薬液注入工法」の普及活動とこれに関連した地盤改良諸技術の研究開発を推進する。

1967年

  • 地下鉄、高速道路、港湾等の薬液注入工事、ダムグラウト工事、岩盤堅結工事、地すべり防止工事の技術評価が高まる。
  • 青函トンネル止水工事を調査坑から完成まで20年にわたり担当。異常出水をはじめとする幾多の問題を解決し、長大海底トンネルの止水技術確立に寄与。
青函トンネル調査坑

1971年

  • 超高圧噴流水の理論に基づく「ジェットグラウト工法」を開発、実用化に成功。翌年、土質工学会賞を受賞。
ジェットグラウト実験工事

1975年

  • 住友不動産中之島ビル、日本銀行大阪支店改築等の永久基礎に新開発の「コラムジェットグラウト工法」が採用され脚光を浴びる。
奈川渡ダム基礎処理

1977年

  • ジェットグラウト工法が国際土質工学会議で欧米各国より注目を集める。
ジェットグラウト技術の海外供与調印式

1978年

  • イタリア・テクノソル社にジェットグラウト工法の実施権を許諾。ナポリ銀行等の基礎補強工事を技術指導。以後スウェーデンやドイツ等の海外企業への技術供与続く。

1980年

  • 東京ガス袖ヶ浦LNG基地、東京電力袖ヶ浦火力発電所において、施工深度100m級の連続壁を施工。

1983年

  • コラムジェットグラウト工法による大口径シールドの発進・到達・底盤改良防護工事の市場を席捲。

1987年

  • 羽田空港沖合展開に関する滑走路、高速道路を始め、ウォーターフロント関連の大型地盤改良工事の施工が全国規模で広がる。
羽田空港沖合展開地盤改良工事

1989年

  • 本格的海外工事を台湾台北市で始める。
  • 超大型地盤改良工法「スーパージェット工法」を開発。

1992年

  • 交差噴流技術を確立し「クロスジェット工法」、「ジャックスマン工法」を開発。
  • 「凍結工法」の第1号工事を施工。
  • 台湾に現地法人「星火営造工程股份有限公司」を設立。
  • 独自開発の建設用資機材を販売・輸出する子会社「グラウト物産株式会社」を設立。

1995年

  •  
  • 阪神・淡路大地震で被災した鉄道、高速道路、橋梁、護岸などの復旧に携わる。
  • 汚染土壌の浄化など環境関連の新分野へ進出。東京都江東区で第1号工事に着手。
  •  

1996年

  • 「スーパーMCアンカー工法」を開発。
  • 新薬液注入工法「ニューマックス工法」を開発。
コラムジェットによるシールド発進防護

1999年

  • 「ジャックスマン工法」が第1回建設技術開発賞を受賞。

2001年

  • 上野動物園モノレール橋脚基礎耐震補強地盤改良工事で東京都より表彰を受ける。
新宿副都心ビル群

2002年

  • 「カーベックス工法」を用い、初の薬液注入工を施工。

2003年

  • 先端技術に対応する機械製作工場テクノセンター(鶴見テクノプラザ)を開設。
  • スーパージェット工法が都市部のアンダーパス工事等の大規模な事業に全国的に採用される。
  • 「パラジェット工法」を開発。
関西電力発電所凍結工事

2005年

  • 新潟中越地震災害復旧に携わる。
  • 再開発事業等で大規模な土壌浄化工事が大幅増加。

2006年

  • 原子力発電所耐震裕度向上工事に参画。
  • BCP(事業継続計画)対応の耐震・液状化対策工事の受注が全国に広がる。
阪神・淡路大地震 神戸大橋復旧工事

2008年

  • 岩手宮城内陸地震の災害復旧に携わる。
  • 「ジェットクリート工法」を開発。
  • 日本コーンスターチ株式会社衣浦事業所耐震工事に「ジェットクリート工法」を採用。
  • CGCブラジル設立。

2009年

  • 中央合同庁舎1号本館耐震補強工事に「スーパージェット工法」を採用。

2011年

  • 東日本大震災の災害復旧に携わる。
  • 震災の影響による耐震・液状化対策工事が増加。

2013年

  • 創業50周年
  • ニュージーランド・クライストチャーチ市の震災復興工事に「ジェットクリート工法」を採用。

2014年

  • 東京電力(株)福島第一原子力発電所凍土方式遮水壁大規模整備実証事業凍結工事を開始。
  • バイオジェット技術に対して、米国EOS社とともに、米国国務省から感謝状を授与。
感謝状授与式

2016年

  • 熊本地震の災害復旧に携わる。
熊本地震により被害を受けた集合住宅の杭基礎補修工事

2017年

  • 石狩湾新港発電所1号機新設海底シールド工事に「ICECRETE」を採用

2019年

  • 東京都北区稼働事業所内原位置浄化工事にて「バイオジェット」を採用。
  • 2016年に発生した熊本地震の建築杭基礎補強工事に携わる。
  • 福島第一原子力発電所凍土遮水壁工事の功績が認められ、経済産業大臣より表彰を受ける。

2020年

  • 浦安市の戸建て住宅の液状化対策技術が、第22回国土技術開発賞最優秀賞を受賞。
  • 日建連表彰2020 第1回土木賞を「福島第一原子力発電所陸側遮水壁(凍土壁)」 「阪神高速道路大和川線シールド工事」の2工事で受賞。
第22回国土技術開発賞

2022年

  • 新地盤凍結工法 ICECRETEが、エンジニアリング協会より「第42回エンジニアリング功労者賞」を受賞
  • 日建連表彰2022 第3回土木賞を「相鉄東急直通線新横浜駅地下鉄交差部土木工事」で受賞。地盤改良工事に携わる。
日建連第一回土木賞

2023年

  • 東京都環境局の「狭小な土地における『地下水汚染拡大防止技術支援』に用いる技術」において、当社の土壌浄化工法BioJetが地下水汚染拡大の防止技術として認定された。

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