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対策方法

一般的な地盤の耐震対策工法には、サンドコンパクションパイル工法や機械撹拌式深層混合処理工法などがありますが、いづれも大型の機械を使うので、すでに建っている建物や建造物の基礎地盤の耐震化を行うことはできません。また、施工中に震動は騒音が発生することも、市街地では大きな問題です。
ケミカルグラウトの耐震対策工法は、高度な掘削技術と小型高性能機械に、豊富な施工ノウハウを組み合わせ、既存の建物の直下の地盤の耐震対策を、「居ながら」、または「中から」施工することができます。

居ながら施工

建物から離れたところに機械を置き、そこから、目的の建物直下の地盤の耐震化を行うことができます。これをカーベックス工法といいます。高度な削孔技術を用いて、地中の障害物を避け、蛇のように曲がりながら建物直下まで削孔し、地盤を固めます。離れたところから施工でき、かつ施工中の騒音や振動がないので「(建物に)居ながら施工」をすることができます。

中から施工

小型軽量の施工機械を用いて、狭い場所に機械を置き、直下の地盤の耐震化を行うことができます。これをジェットクリート工法といいます。コンパクト、かつ軽快な施工性を生かして、地下室や通路などの狭い場所や稼働中の工場設備の間に機械を置き、建物の基礎地盤を効率よく「中から施工」することができます。

  • オーダーメイドシステム

    機械・ツールスの小型化、改良体の径と強度を自在にコントロールするケミカルグラウトのオーダーメイドジェットシステム

  • 環境配慮型技術

    自然地盤との調和、CO2の排出抑制など環境に配慮する工法・技術紹介

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    地震や液状化、地盤凍結について、当社社員による雑感を掲載しています。

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